やっぱり乾癬
あれから少し時間が経ちましたが、前のようなウロコのような症状はなく
しかし鱗屑はひどい状態になっています。
ただこの夏、酷い日焼けをしたので、その影響なのか乾癬のせいなのか
まだ特定できない状態です。
また悲しいことに別の場所にも出現しました。
男性器の一部に、頭と同じような症状が出てしましました。
残念です。。。。。
違うかな~って思っていましたが、やっぱり見立ては正しかったようです。
でも今のところ、また同じ病院に行く予定はありません。
代わりに、新たにひまし油を塗るという手段を始めました。
ひまし油が、皮膚の炎症にいいときいたので。
ひまし油を塗るやり方は、昔からあります。
まだどうなるかわかりませんが、変化があれば報告しますね。
ちなみに、使っているのは、生活の木の商品です。
本当に乾癬???
その後、症状は落ち着いています。
鱗屑はあるものの、他に目立った変化はありません。
あれからネットで更に調べてみたのですが、スクワランオイルで取れたものと同じような画像があり、その方の病名を見てビックリ。。
脂漏性皮膚炎だったのです。。。
しかも顔中に、Yukiと同じようなウロコができている方の画像があって。。
その方の病名も、脂漏性皮膚炎でした。。。
脂漏性皮膚炎の方が悪化をすると、そういう油分が皮膚から出るらしいのです。
それがかさぶたのようになり、皮膚を覆っていく。
実は取れたものは、オイルをつける前から少し取れるときもあり、その時の感触がべたべたと油っぽかったのです。かさぶただからかな~と思っていましたが、脂漏性皮膚炎だと考えると納得がいきます。
乾癬は、頭皮だけでなく全身に広がる病気です。必ず数か所に症状があるとのこと。
脂漏性皮膚炎と症状が似ているので、診断も難しく、体のどこに発症するかによって判断することが多いそうです。それでも決め手がなければ、皮膚を取って調べるらしいのです。Yukiは皮膚の採取はせず、全身を見て診断が下りました。
でも乾癬の決め手となる複数の症状がありません。たいていの方は、赤い紅皮の斑点のようなものが広がっているようなのですが、Yukiには無いのです。
ならばどこで乾癬だと判断されたのか・・。
しかも1ヶ月程度で、症状がおさまりつつある。
正直今も疑問は残るばかりです。病院に行くのをやめてしまったので、医師に確認するすべはありません。
もちろん、症状が軽くなっていき治まればいい。結果としてはそうなのですが、乾癬と脂漏性皮膚炎では治療法がまったく変わります。
脂漏性皮膚炎は、マラセチア菌という菌が主な原因です。過剰に増えた皮脂が毛穴から出てそこで菌が繁殖する。ですから、抗菌剤を服用したり塗ったり、紫外線は避けねばなりません。しかし、乾癬は紫外線が有効です。いえば、治療法は真逆なのです。
食事療法としては、似ています。ビタミンB群やビタミンCを取ることが非常に有効です。また脂っこい食事を避けることも同じ。腸内環境をよくして免疫力を上げ、体に良い菌をいきわたらせる。それこそが最も有効な治療なのでないか、私個人はそう思っています。どちらの病だとしても、食事療法は同じなら薬をやめて、食事療法だけで様子を見ていく。
当面は、そうやって再発していくのかどうか見守っていこうと思います。
医者も間違うことはあります。病気は医者が治すものではなく、自分で治すもの。
体の声を聴きながら、何をしていけばいいか自分で模索していく。
乾癬ではなく、脂漏性皮膚炎だとしても、どちらも慢性化する病に変わりはありません。
症状が出なければ、食事を改善することもしなかったかもしれません。
病気になったことで、生活は一変しました。
たまった毒があるのなら、きちんと出して一度体を整えよう。
病気にならなければそうは思わなかったでしょう。ましてや外見が気になる病気です。
向かい合うしかありません(苦笑)
Yukiよりも重い症状に苦しんでる方は大勢います。ともかく楽になりたい、そう思ってみなさん治療に励んでいることでしょう。
何か変わらなければならない理由があるのだろうと思います。
ときに病気は、変化を促すために起こるとも聞きます。
どんなに酷い状況でも、必ず変化していきます。でもそれは物理的な治療だけでなく、意識の変化が重要なのかもしれません。
Yukiは自身でも、ストレスの元になっていることを見直し始めました。
それも功を奏したのだろうと思います。
毒は出し切れば必ずきれいになります。
物理的な毒と意識の毒、それを出し切ったなら、きっとどんなに酷い状況でも治癒するんだろうと思います。
無印のスクワランオイルが効いた??
無印のスクワランオイルを使ってみました!
おでこにあったウロコは全滅し、健康だったころの肌に戻りました。
今のところ、お風呂に入ると赤みが少し出るものの、ほかの症状は一切ありません。
このオイルはつけるだけだと思っていたのですが、綿棒で塗布したら塗ったそばからウロコがぽろぽろと取れていきました。これにはビックリ!!
調子に乗った私は(笑)、頭頂部の髪の毛に張り付いていたかさぶたらしきものにも使ってみました。もちろんこちらも全てこのオイルで取れました。無理やりとったわけじゃなく、塗布して髪の毛をつまむだけでスルスルと気持ちいいくらいに取れていくのです。おでこも頭頂部もオイルによる肌荒れの症状も特になく、本当にきれいなものです。他の方が言ってた効果というものが、同じだったのかはわかりませんが、Yukiには目覚ましい効果となったわけです。
うれしい誤算でした。
こんなにも効くとは思わず・・・。ネットの情報でも、良い結果ばかりが出ていたので、半信半疑でしたが、やるだけやってダメならすぐやめようと試してみました。
サラサラとしたオイルで、オリーブ油から抽出されたスクワレンを還元し化粧用に精製したものだそうです。植物性なのもよかったのかもしれません。
まあ効くなら何でもいいという気持ちなので(苦笑)さほど高くもないので、ありがたい限りです。
他の方にも効果が出るとよいのですが、あくまで個人的な効果なので、そこは自己責任でお願いいたします。
症状の変化
病院に通い始めて1ヶ月が過ぎるまでは、目立った変化はありませんでした。
1ヶ月を過ぎるころから、頭にウロコのようなかさぶたが多数でき始めました。特にひどかったのが、生え際のあたりでした。出始めた頃は、うっすらと見える程度だったのですが、それが段々とおでこの下の方に広がっていきました。
あと光線療法の副作用か、頭にシミのようなほくろのような黒い点が無数に増えました。やはり結構強い光線なのだなと思います。
鱗屑(フケのようなもの)については、まったく変わらずでした。出ては無くなり、出ては無くなり、ものすごい早いペースです。頭を洗えば流れてなくなるので、これを繰り返すしかないと思います。夏は暑いので頭を洗う回数を増やすことは簡単ですが、冬はまだ未体験なので、どうなるかなってところですね。
やはり気になるのは、おでこにあるウロコのようなかさぶたです。乾癬の写真で見る限り、あまりそういう方がいないので、情報が得られません。むしろ、脂漏性皮膚炎の方の方が、症状を写した写真を見ると似ています。脂漏性皮膚炎と乾癬は似ているといわれているので、そのせいかなと思いつつ。おでこの下まで広がると帽子をかぶっても隠せません。何とかおでこの生え際で抑えなきゃなって思いますが、どうなることやら。
ネットで、無印のスクワランオイルがいいと聞いたので、早速買って試してみようと思っています。無印のスキンケア用品は使ったことがないので、少々不安はありますが、ネットの評判がかなり良いので、物は試しにやってみようと思います。
自分達でやってみたこと・・・「食生活の改善」
私は以前、予防医学というものを学び、ガン患者さんの食生活の相談を受けるカウンセラーでした。
ガン患者さんだけでなく、花粉症やアトピーだったり、ダイエットだったりと、病気にならない体作りについて勉強し、患者さんに指導してきました。
これが、Yukiの乾癬の治療に役立つことになるとは思いませんでしたが、まず自分達でできることから始めてみようと、食生活の改善から始めました。
乾癬は日本より欧米に多い病気です。
それは油の多い食生活が原因のようです。日本人の食生活は最近こそ、欧米の食生活に似てきてますが、昔は和食が主だったので、罹患する人も少なかったようです。
今も人口密度にくらべ、43万人というのは少ない数字だと思います。隠れ乾癬患者もいるとは思いますが、病院にかからず済んでいるレベルなら、まだ軽症だと思われるからです。でも今後増えていくのかもしれません。
ですので、基本は毒出しです。
皮膚疾患の基本は、体の毒素を皮膚から出そうとするために起こることが多いからです。皮膚疾患を起こして、体にたまった毒を出す。
ならば、「出す毒」がなくなればいい。
そう考えて、なるべく添加物と炭水化物を排除した食事にして、粗食を心がけました。
Yukiはメタボだったので、炭水化物を夜だけにして、
朝は、サラダ、豆腐、トコロテン、梅醤湯(梅と生姜と醤油と白湯)、ヨーグルト、キュウリの塩麹漬けを1日で1本食べるようにしました。
豆腐は、結構な量を食べました。カロリーもほとんどないですし、消化もいい。しかも満腹感に繋がりやすい。豆腐というのはいいことづくめです。
しかも豆腐に含まれているビタミンB群が、皮膚疾患には欠かせない栄養素なのです。夜は、ご飯の中に茹でた白滝を加え、かさ増ししながらご飯をお茶碗の半分にまで抑えました。おかずは魚中心、たまにお肉料理という風にしました。
当然夜も野菜は多めです。何かしらの野菜料理を食べてもらいました。でも単純なものです。今は夏なので切っただけのトマトだったり、茹でただけのオクラだったり(笑)
飽きが来ないように手をかけることも大事ですが、手をかければ大事な栄養素の流出も否めません。なるべく自然のまま食する。これが一番です。
粗食にしたのも確かですが、ストレスにならない程度に量を減らす。ここを一番忠実に守りました。
なぜなら消化するものが少なければ、体の負担は減り、エネルギーは治癒のために使われます。食べ過ぎこそが、病の元凶なのです。
病気なったら食べなきゃいけない。これはまやかしだと思います。
動物は、病気になったら一切食べません。食べなきゃいけないというルールがないからでしょう。本能に従って行動する。人間も病気になったら、本能の従うのがいいのかもしれませんね。
Yuki自身も、ストレス軽減に努め、大好きなお菓子も減らしていきました(笑)
その甲斐あってか、徐々に体重は減っていきました。
病院の治療と食事改善、だんだんに症状にも変化が表れ始めました。
次はその変化について、お話ししたいと思います。
皮膚科を受診する
実はYukiの症状は、乾癬だとわかる数か月前から出始めていました。
当初は「脂漏性皮膚炎」だと思い込んでおり、患部を清潔にしたり、シャンプーをやめて石鹸にしたり、患部にはワセリンを薄く塗ることで対処しました。
しかしある時から、髪の生え際に赤みが出始めました。たまたま皮膚が荒れたのかと思っていましたが、どんどん酷くなっていき、さすがのYukiも皮膚科を受診したいと言い出しました。
確かに脂漏性皮膚炎かはっきりしたわけじゃなかったので、まずは病名をはっきりさせることが優先事項だと思い、皮膚科を探しました。最寄り駅のそばに、色々な治療法を展開している皮膚科があったので、そこにかかることにしました。
問診の様子はどんなだったか詳しくはわかりませんが、体中の様子を見て、乾癬だと診断が下りました。脂漏性皮膚炎と思っていた反面、もしかして乾癬かもという疑惑が私の中にあったのでまさかと思いましたが、聞いて愕然としたのを思い出します。。
そして治療が始まりました。
塗り薬は、「オキサロール軟膏25μg/g」が出ましたが、すぐに酷い赤みの副作用が出てしまい、「ドボネックス軟膏50μg/g」に変更となりました。ドボネックスになってからは、わりと順調でした。
乾癬の場合、ステロイド処方が多いですが、私達はステロイドは絶対使わないという意志を最初に表明していたので。これについては、後ほど詳しく書いていきたいと思います。
飲み薬として、ビタミンD活性化の「アルファカルシドール」というものが出て、これを1日2回、朝晩食後に飲みました。
そして、「Excime light」という光線治療も並行して行いました。従来のPUVA、ナローバンド、UVBなどの紫外線治療よりも早期改善が期待できるらしいとのこと。
こんな治療を行いながら、自分たちでもできることを始めました。
それが食事改善でした。
乾癬とは、いったいどんな病気なのでしょう。
さて、今日はまず乾癬という病気について、お話ししたいと思います。
乾癬には、
1. 尋常性乾癬 (90%の人がこのタイプ)
2. 滴状乾癬
3. 関節症性乾癬 (リウマチの症状に似ている)
4. 膿疱性乾癬 (国の難病指定)
5. 乾癬性紅皮症
の5種類あり、患者は国内に10万人ほどいて、モデルの道端アンジェリカさんが、公表してくださったことで知った方も多いかもしれません。日本国内よりも、アメリカやヨーロッパで患者の多い病気のようですね。
このブログでは、「尋常性乾癬」中心に、お話ししていきたいと思っています。
尋常性乾癬は、慢性の経過をとる皮膚疾患で、皮膚から少し盛り上がった部分や赤い発疹の上に、銀白色のフケのようなものが付着し、ポロポロとはがれ落ちる皮膚の病気です。盛り上がった部分は、魚鱗のようにも見えて、見た目は本当に悲惨です。
Yukiは男性なので、まだマシなのかもしれませんが、道端さんのように女性で、若くてモデルという職業だと、どれほど辛かっただろうと推察できます。 Yukiも常に帽子をかぶり、肩には皮膚がおちていないか、常に気にしていました。
乾癬は、全身に広がりやすく、皮膚の再生速度が異常に速い(通常1ヶ月かかるところ、3~4日で入れ替わる)ので、再生されてもすぐに、皮膚がはがれおちてしまいます。それが多量の「フケ」が出ていると見間違われるため、不潔にしていると誤解されかねません。
また上記種類の複数を併発してるケースも少なくない上に、悪化すると他の種類の症状も徐々に出ると聞きます。原因は諸説ありますが、完全にはわかっていません。
でも一番はストレスなんだろうなと思います。
症状としては見た目だけではなく、痒みもあり、酷い方は夜もロクに眠れないと聞きます。もちろんフケみたいな症状だけではなく、赤みも出た場所によっては問題です。長袖しか着られない方も多数いるそうですから、辛いですよね。
Yukiの場合は、今のところ1番だけ。珍しいケースだと思います。通常は5番を併発するのが一番多いようです。
Yukiは、仕事でストレスをためていました。そしてジャンクフードも好きで、一時期たくさん食べていた時期がありました。添加物や栄養失調、恐らくそういうのが積もり積もって爆発したんだと思います。
さて、ここからどうやって対応していったか、次からレポートしたいと思います!