★乾癬闘病日記★

パートナーであるYukiの乾癬闘病記録です。

自分達でやってみたこと・・・「食生活の改善」

 

私は以前、予防医学というものを学び、ガン患者さんの食生活の相談を受けるカウンセラーでした。

ガン患者さんだけでなく、花粉症やアトピーだったり、ダイエットだったりと、病気にならない体作りについて勉強し、患者さんに指導してきました。

 

これが、Yukiの乾癬の治療に役立つことになるとは思いませんでしたが、まず自分達でできることから始めてみようと、食生活の改善から始めました。

 

乾癬は日本より欧米に多い病気です。

それは油の多い食生活が原因のようです。日本人の食生活は最近こそ、欧米の食生活に似てきてますが、昔は和食が主だったので、罹患する人も少なかったようです。

今も人口密度にくらべ、43万人というのは少ない数字だと思います。隠れ乾癬患者もいるとは思いますが、病院にかからず済んでいるレベルなら、まだ軽症だと思われるからです。でも今後増えていくのかもしれません。

 

ですので、基本は毒出しです。

 

皮膚疾患の基本は、体の毒素を皮膚から出そうとするために起こることが多いからです。皮膚疾患を起こして、体にたまった毒を出す。

 

ならば、「出す毒」がなくなればいい。

そう考えて、なるべく添加物と炭水化物を排除した食事にして、粗食を心がけました。

 

Yukiはメタボだったので、炭水化物を夜だけにして、

朝は、サラダ、豆腐、トコロテン、梅醤湯(梅と生姜と醤油と白湯)、ヨーグルト、キュウリの塩麹漬けを1日で1本食べるようにしました。

豆腐は、結構な量を食べました。カロリーもほとんどないですし、消化もいい。しかも満腹感に繋がりやすい。豆腐というのはいいことづくめです。

しかも豆腐に含まれているビタミンB群が、皮膚疾患には欠かせない栄養素なのです。夜は、ご飯の中に茹でた白滝を加え、かさ増ししながらご飯をお茶碗の半分にまで抑えました。おかずは魚中心、たまにお肉料理という風にしました。

当然夜も野菜は多めです。何かしらの野菜料理を食べてもらいました。でも単純なものです。今は夏なので切っただけのトマトだったり、茹でただけのオクラだったり(笑)

飽きが来ないように手をかけることも大事ですが、手をかければ大事な栄養素の流出も否めません。なるべく自然のまま食する。これが一番です。

粗食にしたのも確かですが、ストレスにならない程度に量を減らす。ここを一番忠実に守りました。

なぜなら消化するものが少なければ、体の負担は減り、エネルギーは治癒のために使われます。食べ過ぎこそが、病の元凶なのです。

 

病気なったら食べなきゃいけない。これはまやかしだと思います。

 

動物は、病気になったら一切食べません。食べなきゃいけないというルールがないからでしょう。本能に従って行動する。人間も病気になったら、本能の従うのがいいのかもしれませんね。

 

Yuki自身も、ストレス軽減に努め、大好きなお菓子も減らしていきました(笑)

その甲斐あってか、徐々に体重は減っていきました。

 

病院の治療と食事改善、だんだんに症状にも変化が表れ始めました。

次はその変化について、お話ししたいと思います。